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1次つぎのような主しゅのことばが私にあった。

2「人ひとの子こよ。ぶどうの木きは森もりの木こ立だちの中なかにあって、ほかの木きより枝えだがどれだけすぐれているのか。

3何なにか役やくに立たつものを作つくる木もく材ざいが、そこからとれるというのか。それとも、何なにかの器き具ぐを掛かける木き鉤かぎを作つくることができるというのか。

4見みよ。それは薪たきぎとして火ひに投なげ入いれられ、火ひがその両りょう端はしを焼やき尽つくす。その中なかまで焦こげてしまえば、それは何なんの役やくに立たつだろうか。

5見みよ。それが完かん全ぜんなときでも何なにも作つくれないのに、まして、火ひがそれを燃もやして焦こがせば、それで何なにが作つくれるだろうか。」

6それゆえ、神かみである主しゅはこう言いわれる。「わたしが薪たきぎとして火ひに投なげ入いれた、森もりの木こ立だちの間あいだのぶどうの木きのように、わたしはエルサレムの住じゅう民みんを火ひに投なげ入いれる。

7わたしは彼かれらに敵てき対たいして顔かおを向むける。彼かれらが火ひから逃のがれても、火ひは彼かれらを焼やき尽つくす。わたしが彼かれらに顔かおを向むけるそのとき、あなたがたはわたしが主しゅであることを知しる。

8彼かれらがわたしの信しん頼らいを裏うら切ぎったので、わたしはこの地ちを荒あれ果はてさせる──神かみである主しゅのことば。」

尚、「聴くドラマ聖書」の音声データ以外のコンテンツに反映されている聖書解釈はそれぞれのコンテンツの見解であり、必ずしも「聖書新改訳2017」の著作権者である「一般社団法人新日本聖書刊行会」の公式見解を反映するものではありません。